CGで食っていけるのか
2007/04/26 木CGをお友達に見せたときに良く言ってもらえるお世辞に
「もうこれで食ってけるじゃん!」てのがあります。
本当にCG製作で一生食っていくのかどうかを本気で考えたことがあります。
最終的においらが出した結論はNOです。
CGを造るのは確かに楽しいです。
でもそれは造りたいものを造っているからであって、
造りたくないものを造り続けるのは当然苦痛でしか有りません。
仕事にする以上、自分の作りたくないものを作らなければならない時が必ず来ます。
むしろ、作りたくないものを作ることのほうが多いと思います。
それと逆のケースでも、好きなことしかやらない環境と言うのは非常に危険です。
長期休みを使って徹底的に引きこもってCGをやっていた時期があるんですが、
日がたつにつれてモチベーションが下がっていき、段々CGが嫌いになってきます。
最終的にはパソコンに触るのも嫌になってきてしまい、完全に投げ出してしまいました。
趣味はたまにやるから楽しいのであって、日常全てを趣味にしてしまったら、
空気と同じで興味の対象から外れていきます。
空気を吸う事が楽しくて仕方ないって言う人はいないと思います。
有って当たり前のものには興味を示さなくなってしまうものです。悲しいですね。
それが自分の一番の趣味だったら、悲惨だと思いませんか。
さらに現実問題として致命的なのはCG人材の給与です。
CGソフトの発達で誰でも簡単にそこそこのクオリティのCGが作れるようになり、
専門大学を出たばかりの人が安い給料で仕事を引き受けてしまうなどして、
CG製作者の給与の相場がかなり下がってしまったと言われています。
世間の評価ではCG製作はもう誰にでも出来る仕事になったのかもしれないですね。
一部ではCG製作者は使いつぶしと考えている会社もあり、
労働環境はお世辞にも良いとは言えません。
納期もきついところが多く、やっつけ仕事になることが非常に多いようです。
以上をまとめると、趣味と仕事は分けるべき、給料が安い、仕事がきつい
と言う観点から、おいらはCGで食べていくよりは、しっかり稼いで
趣味でCGをやるほうが充実するだろうと考えています。
もちろんそれでもCG製作で稼いでやるという鋼鉄の精神を持っている人は
どんどんその活動を広げていくべきだと思います。
あくまでも、おいらは軟弱な精神構造なので自分には無理だろうなぁと言う結論です。
ただ、やっぱり仕事って一生を左右しますから『好き→やる』という単純な決定をせずに
結構真剣に考えるべきなんじゃないかと、一度も就職活動したことの無いおいらは考えるのです。