2008 年 2 月 28 日 のアーカイブ

Burning Lap!!

2008/02/28 木

Burning Lap!!

ロボットレース情景です。
居候の部屋第97回対決『レーシングロボ情景対決』で優勝を頂きました。
今回はメカを綺麗に見せる事を意識して、コントラストの高い絵にしてみました。

今回のキーワードはレースとロボットなので、通常のロボット絵をベースにして
スピード感のある味付けをして仕上げる方向にしてみます。

モーションブラー

スピード感が出るように、背景としてトンネルを作成しました。
パースをきつめにつけて、奥行き方向にメリハリをつけてあげると
スピード感や、スケール感が出ます。
また、明示的に移動や動きを表現するために火花を後方に散らしてみました。

そして、今回実験的にやってみようと思ったのが
連番静止画からのモーションブラー作成です。
スピード感演出にはモーションブラーでしょう。間違いありません。
モーションブラーを作るために、まず普通のムービー用動画を作り、
静止画にしたいフレームとその直後のフレームを残して前後をカットし、
2フレームのモーションファイルを作ります。
この2フレームのモーション全体のフレームを伸長して10フレーム前後にして
連番静止画で10枚の画像を保存。
この10枚の画像を均等に合成すると正確なモーションブラーが作れます。
Lシリーズで静止画の均等合成をする方法はテック探検隊に載せてもらっています。

・・・と、ここまで作っておいてやっぱりやめました。
だってモーションブラーかけると全体が微妙にぼやけちゃうんですもの。

余談ですけど、個人的に情報量の多い絵が好きなんですよ。
細かく緻密に書き込まれた絵とか、百科事典に乗ってるような絵は大体好きです。
CS的に言うと高周波成分の多い絵が好きです。たまりません!高周波成分!

つまり、ぼやけてる画像は個人的な評価基準に満たないと言うか、
意味もなくただぼやけてるのって、全然ダメだよね。

ということで、ここまでつくったのは全部無かった事にします!
何か作ったロボットも凄い適当な手抜きだったし。

ザコロボット

適当すぎる!コレは酷い。
足に車輪つけとけば良いとかそういう問題じゃない!

でも、ロボットは作らなきゃいけない。

ここで、もう何年も作り続けてるのに一向に完成しないロボットがあったんですよ。
蓄積したメカづくりのノウハウを結集しようと思って作り始めたんですが、
モチベーションが続かなくていつまでたっても終わらないってやつです。
曲面主体で装甲を美しく、ゴチャメカで関節を美しく、
全体のシルエットが破たんしないようにとか、いろいろやってました。
丁度いいのでこれを再利用することにします。

永遠の未完成

再利用と言っても、別物になるように色から形から全部作りなおさないといけません。
下半身に至っては上の手抜きロボより手抜きと言うか、まだ作ってもいません。

とりあえず、情景を組みながらディティールアップをすることにしました。

ハイコントラスト

火花やスモークは没版からそのまま流用しました。
トンネルだと色が偏りがちなので屋外のレース場風のロケーションにしました。
先の失敗もあって、今回はコントラストが高く情報量の多い絵を作る事にします。
メカをきれいに見せると言う事も兼ねて、陰の色を出来るだけ暗く(出来れば完全な黒)にします。
ライティングの際にカメラの光軸方向の真横から光を当てると、
光沢と影色の両方が綺麗に出るのでコントラストの高い綺麗な絵になります。
また、空の色を調整するために霧効果なども使用して全体を鮮やかにしていきます。
ロボットやスタジアムなどの大きいモノだけでなく、薬莢等のスケールの小さい物を
アクセントに置くとさらに緻密っぽく見えるようになります。
画像全体の緻密さが重要なんですが、全部が全部クッキリしちゃうと
完全に静止してる印象を与えてしまうので、スピード感を出すために
サーキットの赤白の縁石の赤と白の境界線だけにモーションブラーをかけたりしています。

パースをかなり強くかけて地面近くにカメラを置いて迫力を出します。
スポンサーロゴをベタベタ張ろうとしたんですが、
気力が足りず何か残念な仕上がりになってしまいました。
それから、今回初めて影ぼかし機能を使ってみました。
動作に癖はありますが、これがなかなか良い。

おまけ

胴体

未完成ロボのその後…まだ未完成です!
最近はもう完成させる気もあまり無くなってきました。